言語情報科学専攻

それぞれの言語は、それが使われている社会や文化と密接な関係を持っています。言語と社会の関係を扱う分野として社会言語学があります。社会言語学では、地域や性別、年齢などによることばの違い、あるいは、言語行動・非言語行動や会話分析などコミュニケーションとことばの関係が研究されています。さらに、人の移動や文化の受容によってもたらされる言語の接触とそれに伴って生じる様々な現象、たとえば、接触による言語の変化、社会や個人レベルでの多言語使用なども研究対象となります。また、言語が多様な様態を呈する中で、言語の規範・普及・教育等の制度的側面について考察する、言語政策研究という領域もあります。

教員

• 地域や性別、年齢などによることばの違い： 板津 木綿子, 川崎 義史, 田中 伸一, 平山 真奈美, 松本 和子, 吉川 雅之
• コミュニケーションとことばの関係： 宇佐美 洋, 遠藤 智子, 林 克彦, 本林 響子, 渡邊淳也
• 接触による言語の変化： 板津 木綿子, 岩月 純一, 川崎 義史, 田中 伸一, 松本 和子, 三浦 あゆみ, 吉川 雅之
• 多言語社会と多言語話者： 岩月 純一, 宇佐美 洋, 松本 和子, 本林 響子, 吉川 雅之
• 言語政策： 三ツ井 崇, 岩月 純一, 本林 響子, 松本 和子