東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

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三ツ井 崇 / Mitsui Takashi (准教授)

専門分野

朝鮮近現代教育・文化史、言語社会論。近現代朝鮮における言語・文化政策/運動の展開過程や近代学問形成の政治的文脈などについて研究するほか、植民地期の民族運動全般や対日協力問題にも関心を持っている。

業績

著書

  • 『植民地朝鮮の言語支配構造─朝鮮語規範化問題を中心に─』(朝鮮語)(林慶花・高栄珍訳、ソウル:ソミョン出版、2013年)
  • 『朝鮮植民地支配と言語』(明石書店、2010年)
  • 『植民主義歴史学と帝国─脱植民主義歴史学研究のために─』(尹海東・李成市編、ソウル:本とともに、2016年)、「天皇制と『近代歴史学』のはざま─東洋史学者・白鳥庫吉の史論/時論とその論法─」(朝鮮語)を分担執筆
  • 『韓国朝鮮の歴史』(財団法人放送大学教育振興会、2015年)、第10~15章を分担執筆
  • 『知のユーラシア5交響する東方の知─漢文文化圏の輪郭─』(堀池信夫・増尾伸一郎・松﨑哲之編、明治書院、2014年)、「近代朝鮮社会と日本語─植民地期とその前後─」を分担執筆
  • 『東アジアの知識人2近代国家の形成─日清戦争~韓国併合・辛亥革命─』(趙景達・原田敬一・村田雄二郎・安田常雄編、有志舎、2013年)、「李容翊」を分担執筆
  • 『東アジアの記憶の場』(板垣竜太・鄭智泳・岩崎稔編、河出書房新社、2011年)、「三年峠」を分担執筆
  • 『歴史学の世紀─20世紀韓国と日本の歴史学─』(都冕会・尹海東編、ソウル:ヒューマニスト、2009年)、「日本の東洋史学はどのように形成されたのか─白鳥庫吉の歴史学─」(朝鮮語)を分担執筆
  • 『日本植民地研究の現状と課題』(日本植民地研究会編、アテネ社、2008年)、「第3章朝鮮」を分担執筆

論文

  • 「植民地期朝鮮における親日派の民族運動─朴勝彬の自治・文化運動を中心に─」(『愛知大学国際問題研究所紀要』第146号、愛知大学国際問題研究所、2015年)
  • 「朝鮮総督府時局対策調査会(1938年)を通してみた『内鮮一体』問題─第一分科会を中心に─」(朝鮮語)(『日本空間』vol.14、国民大学校日本学研究所[韓国]、2013年)
  • 「日中戦争期以降における朝鮮総督府の言語政策と朝鮮社会─日本語『普及』問題を中心に─」(日本語・朝鮮語)(『翰林日本学』第23輯、翰林大学校日本学研究所[韓国]、2013年)
  • 「揺らぐ『内鮮一体』像─日中戦争と朝鮮植民地支配─」(『現代中国研究』第33号、中国現代史研究会、2013年)
  • 「引き継がれるテクスト、読み換えられるテクスト─『三年峠』論・補遺─」(『韓国朝鮮文化研究』第12号、東京大学大学院人文社会系研究科韓国朝鮮文化研究室、2013年)
  • 「開化期朝鮮的『國文』與漢字/漢文的糾葛」(中国語[李欣潔訳])(『東亞觀念史集刊』第3期、政大出版社[台湾]、2012年)
  • 「戦後日本における朝鮮史学の開始と史学史像─1950~60年代を中心に─」(朝鮮語)(『韓国史研究』153、韓国史研究会[韓国]、2011年)
  • 「解放後南朝鮮/韓国における言語運動・政策と『言語運動史』─植民地期との『連続』に注目して─」(『歴史学研究』第875号、歴史学研究会、2011年)
  • 「朝鮮総督府『諺文綴字法』の歴史的意味・再論」(『年報朝鮮學』第12号、九州大學朝鮮學研究會、2009年)
  • 「『言語問題』からみた朝鮮近代史─教育政策と言語運動の側面から─」(『中国21』vol.31、愛知大学現代中国学会、2009年)
  • 「日中戦争期以降の福井県における朝鮮人融和/統制団体の教育・教化事業─『福井新聞』記事の分析を中心に─」(『日韓相互認識』第1号、一橋大学「日韓相互認識」研究会、2008年)
  • 「近代アカデミズム史学のなかの『日鮮同祖論』─韓国併合前後を中心に─」(『朝鮮史研究会論文集』第42集、朝鮮史研究会、2004年)

翻訳

  • 金榮敏「韓国の新聞と近代小説に関する研究─朝鮮内における日本人発行新聞『漢城新報』を中心に─」(油谷幸利先生還暦記念論文集刊行委員会編『朝鮮半島のことばと社会─油谷幸利先生還暦記念論文集─』明石書店、2009年)
  • 金榮敏「韓国近代小説の形成とその近代的特性」(『言語文化』第10巻第3号、同志社大学言語文化教育研究センター、2008年)
  • 李憲昶著、須川英徳・六反田豊監訳『韓国経済通史』(法政大学出版会、2004年、共訳)

国際シンポジウム

  • 「『ハングルの日』記念の歴史的脈絡と植民地時期ハングル運動史に対する記憶の形成」(朝鮮語)(慶北大学校人文大学史学科BK21PLUSグローカル歴史文化専門人力養成事業団第1回国際学術大会「文字と記録、そして記憶の伝承」、韓国・慶北大学校、2014年6月13・14日)
  • 「戦後日本における韓国(史)学の始まりと『史学史』像─1950年代を中心に─」(朝鮮語)(韓国史研究会強制併合100年学術大会、韓国・国立中央博物館、2010年8月28日)
  • 「植民地期朝鮮におけるハングル運動に関する研究動向とその批判的検討」(朝鮮語)(第3回延世大学校近代韓国学研究所国際学術会議「韓日近代語文学研究の争点(1)」、韓国・延世大学校、2008年2月28日)

その他の業績

  • 『平和と安全保障を考える事典』(広島市立大学広島平和研究所編、法律文化社、2016年)、項目分担執筆
  • 『【新版】韓国朝鮮を知る事典』(伊藤亜人・大村益夫・高崎宗司・武田幸男・吉田光男・梶村秀樹監修、平凡社、2014年)、項目分担執筆
  • 『朝鮮史研究入門』(朝鮮史研究会編、名古屋大学出版会、2011年)、「開港期・大韓帝国期─4.文化史・教育史─〈1〉文化史研究の動向」・「植民地期─4.文化史・社会史・教育史─〈1〉文化史・社会史研究の動向」を分担執筆

受賞

  • 2013年大韓民国文化体育観光部優秀学術図書選定(『植民地朝鮮の言語支配構造─朝鮮語規範化問題を中心に─』(朝鮮語)(林慶花・高栄珍訳、ソウル:ソミョン出版、2013年))