専門分野
朝鮮近現代教育・文化史、言語社会論。近現代朝鮮において言語とそれをめぐる「知」がどのように形成され展開していったのかを政治史、文化史、思想史などの文脈でとらえ返すことを目的としている。具体的には、近現代朝鮮における言語・文化政策/運動の展開過程や「学知」形成の政治的文脈などについて注目する。
業績
著書
- 『朝鮮植民地支配と言語』(明石書店、2010年)
- 『東アジアの記憶の場』(板垣竜太・鄭智泳・岩崎稔編、河出書房新社、2011年)、「三年峠」を分担執筆
- 『歴史学の世紀─20世紀韓国と日本の歴史学─』(都冕会・尹海東編、ソウル:ヒューマニスト、2009年)、「日本の東洋史学はどのように形成されたのか─白鳥庫吉の歴史学─」(朝鮮語)を分担執筆
- 『日本植民地研究の現状と課題』(日本植民地研究会編、アテネ社、2008年)、「第3章 朝鮮」を分担執筆
論文
- 「解放後南朝鮮/韓国における言語運動・政策と『言語運動史』─植民地期との『連続』に注目して─」(『歴史学研究』第875号、歴史学研究会、2011年)
- 「朝鮮総督府『諺文綴字法』の歴史的意味・再論」(『年報朝鮮學』第12号、九州大學朝鮮學研究會、2009年)
- 「『言語問題』からみた朝鮮近代史─教育政策と言語運動の側面から─」(『中国21』vol.31、愛知大学現代中国学会、2009年)
- 「日中戦争期以降の福井県における朝鮮人融和/統制団体の教育・教化事業─『福井新聞』記事の分析を中心に─」(『日韓相互認識』第1号、一橋大学「日韓相互認識」研究会、2008年)
- 「植民地期朝鮮におけるハングル運動と『伝統』─『訓民正音』・植民地権力、そして『言語運動史』─」(『歴史評論』第673号、歴史科学協議会、2006年)
- 「植民地期朝鮮における言語運動の展開と性格─1920~30年代を中心に─」(『歴史学研究』第802号、歴史学研究会、2005年)
- 「近代アカデミズム史学のなかの『日鮮同祖論』─韓国併合前後を中心に─」(『朝鮮史研究会論文集』第42集、朝鮮史研究会、2004年)
翻訳
- 金榮敏「韓国近代小説の形成とその近代的特性」(『言語文化』第10巻第3号、同志社大学言語文化教育研究センター、2008年)
- 李憲昶著、須川英徳・六反田豊監訳『韓国経済通史』(法政大学出版会、2004年、共訳)
国際シンポジウム
- 「戦後日本における韓国(史)学の始まりと『史学史』像─1950年代を中心に─」(朝鮮語)(韓国史研究会強制併合100年学術大会、韓国・国立中央博物館、2010年8月28日)
- 「植民地期朝鮮におけるハングル運動に関する研究動向とその批判的検討」(朝鮮語)(第3回延世大学校近代韓国学研究所国際学術会議「韓日近代語文学研究の争点(1)」、韓国・延世大学校、2008年2月28日)
その他の業績
--------------------
受賞
--------------------