第9号(2009年5月発刊)
A5判・並製・132頁
定価 1,000円
安原伸一朗:文学における種々のテロル
ジャン・ポーランとシャルル・モーラス
篠原学 :速度の言語態 ミラン・クンデラ『緩やかさ』と小説論
大森晋輔 :言葉の試練としてのエクフラシス
クロソウスキーによる『アエネイス』の翻訳をめぐって
三枝大修 :ロートレアモン伯爵、劇場へ
『マルドロールの歌』舞台化の試みについて(2005-2007)
堀井一摩 :日露戦争の修辞学
桜井忠温『肉彈』における戦死の美学
大澤聡 :「対話」の条件 大江健三郎「おかしな二人組」三部作
小野絵里華:木村朗子著『恋する物語のホモセクシュアリティ--宮廷社会と権力』