・この授業の目標は,言語データの計量的分析に必要な数理的手法(今学期は多変量解析)の習得です。 ・計量的手法を初めて学ぶ学生を対象として,基礎的事項から説明します。 ・多変量解析を用いた研究を紹介します。 ・分析自体は統計ライブラリを使えば事足りますが,「推定の仕組みが気になる」,「ブラックボックスにしておきたくない」という意欲的な学生の受講を期待しています。
1.イントロダクション
2.クラスター分析1
3.クラスター分析2
4.回帰分析1
5.回帰分析2
6.回帰分析3
7.回帰分析4
8.主成分分析1
9.主成分分析2
10.対応分析1
11.対応分析2
1
2.因子分析1
1
3.因子分析2
・講義形式です。 ・学習事項の確認として,複数回,課題が出ます。
持ち帰り試験(70%),課題(20%),授業への参加状況等(10%)をもとに総合的に判断します。
特になし。プリントを配布します。
足立浩平(2006)『多変量データ解析法 心理
・教育
・社会系のための入門』ナカニシヤ出版
石村貞夫(1992)『すぐわかる多変量解析』東京図書
田中豊,脇本和昌(1983)『多変量統計解析法』現代数学社
三野大來(2001)『統計解析のための線形代数』共立出版
涌井良幸,涌井貞美(2011)『ファーストブック 多変量解析がわかる』技術評論社
マスオ『高校数学の美しい物語』http://mathtrain.jp
・文系レベルの高校数学の基礎知識(ベクトル,指数・対数関数,微分・積分など)は必要なので,不安がある人は復習しておくことをおすすめします。 ・基本的にプログラミングは行いません。