東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
日本語や英語など,日常的な言語(自然言語)を工学的な立場から捉え,それらを計算機で処理し,仮名漢字変換,情報検索,機械翻訳,自動要約等を可能とするための技術である「自然言語処理」について,その概要を学ぶ.基礎として,形態素解析,構文解析(統語解析),意味解析,応用として,機械翻訳,情報検索,等を主なトピックとして取り上げる.全体としては情報処理についての知識は前提としないが,一部,専門的な内容を含める.本科目は,言語学の下位分野の入門として開講される講義群の一環として開講されるものであるが,言語学を専門とする人にとっての必修科目ではない.主に言語学を専門とする予定の人を対象とする科目であるが,それ以外の人の受講も歓迎する
1. 導入,自然言語処理とは 2,3. 形態素解析 4,5. 情報検索 6-8. 統語解析 9,10. 意味解析 11.語の意味 12.文脈処理 13,14.機械翻訳 15.対話処理
講義形式
隔週程度の課題提出と期末レポートによる
プリントを利用する
開講時に指定する