東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

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言語科学基礎理論演習I(語彙の分析と記述)

  • 科目コード(修士): 31M200-0110W
  • 科目コード(博士): 31D200-0110W
  • 開講学期: 冬
  • 曜限: 木(Thu)2
  • 教室: 8号館 8-416
  • 単位数: 2.0
  • 担当教員: 大堀 壽夫

授業の目標・概要

日本語の基礎語彙の中から動詞を取り上げて、コーパス調査をもとにその分析と記述を行う。従来の学習用辞書になかった情報をできるだけ明らかにし、多義性の体系化を行う。

授業のキーワード

  • 意味論
  • 語彙論
  • 日本語学習辞書

授業計画

授業参加者の数によって変動。原則として、履修者は少なくとも1回、できれば2回のディスカッションリーダーを担うこと。

授業の方法

セミナー形式。参加者は、毎回決められた動詞について1)既存の辞書の語義解説や配列を検討、2)コーパス調査と内省の両方を使って新しい知見の発掘を行う、3)外国語の対照を通じて、日本語の注意すべき用法の発掘を行う、の3つの作業を行う。

成績評価方法

クラスでの報告、及び期末レポート半々。

教科書

なし。

参考書

國廣哲彌『理想の国語辞典』、柴田武(編)『ことばの意味:辞書に書いてないこと』、森田良行『基礎日本語』。その他、授業中に必要に応じて指示する。