東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
認知意味論、語彙意味論、フレーム意味論などの研究へのコーパス言語学の応用例の文献を紹介、講読し、実際にコンピュータ上で実験してみる。対象言語は、日本語、英語、ドイツ語が中心となる。通年での受講が望ましい。
Perl言語を用いた単純な検索・集計から始めて、共起語分析を行ったり、形態素解析ソフト・統語解析ソフト・電子辞書を利用してプレーンテキストからタグ付けされたコーパスを作成し、語の意味と文の意味を調べたりする。参加者は各自の研究テーマに関わる問題を設定して、授業中に学んだ方法を適用した発表をする。その延長線上で期末レポートをまとめる。
文献の講読とコンピュータを使った実習とを交互に行う。授業は、18号館1階の言語情報解析室のunix端末で演習・実習形式で行う。
授業中への積極的な参加と期末レポートによる。
特になし
授業で指示する。
コンピュータを使うことが嫌いでは履修が難しい。