東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

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言語社会分析演習I(Postcolonial English)

  • 科目コード: 0824032
  • 開講学期: 夏
  • 曜限: 水曜3限
  • 教室: 18号館メディアラボ2
  • 単位数: 2.0
  • 担当教員: 松本 和子

授業の目標・概要

本演習では、世界各地に存在する多様なポストコロニアル英語変種の進化過程と言語学的構造に考察を加え、理解を深めていくことを目指す。具体的には、基礎知識習得のため、入門書を基本書として輪読しながら、各地域で進化を遂げたポストコロニアル変種の歴史的、社会的、生態学的な諸要因に考察を加えていく予定である。受講者は必ずしも社会言語学に関する事前知識を必要としないが、「ことば」に興味と関心を抱いていることは講義の理解を深める上で役立つ。用いる文献は英書であるが、対象地域はアメリカ、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアといったいわゆる英語圏だけでなく、カリブ、アジア太平洋、アフリカなど、世界各地に存在するポストコロニアル地域に及ぶものである。

授業のキーワード

  • 社会言語学
  • ポストコロニアル英語

授業の方法

本演習は、学生主体の輪読・議論を中心とするセミナー形式とする。予めディスカッションリーダーを決め、担当箇所を準備してもらう。発表の際、各セクションの内容を把握したうえで要約し、かつ批判的に意見を述べることが期待される。ハンドアウトも作成・配布してもらう。聞き手の学生も、必ず教科書を読み、質問を準備し、議論への活発な参加が期待されている。

成績評価方法

授業・議論への参加、発表(ハンドアウトを含む)、課題を総合的に評価。