東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
Robert Borsley著 Syntactic Theory: A Unified Approach, 2nd ed. (Arnold, 1999, ISBN-0340706104) をテキストとした統語論の入門。統語論研究の中心をなしてきた様々な言語データについて、Principles and Parameters(P&P理論)とPhrase Structure Grammar (PSG) の二つの異なる枠組みにおける扱いの相違を検討する作業を通して、統語分析への導入を試みる。また、G. グリーン・J. モーガン著『言語分析の技法—統語論を学ぶ人のために』(東京大学出版会、2006、ISBN-4130820109)を参考にして論文執筆・議論構築の基礎を身につけることもめざしたい。
授業は講義形式で行い、毎週の課題で理解を確認する。
毎週の課題と学期末の研究レポートによる
Robert Borsley著 Syntactic Theory: A Unified Approach, 2nd ed. (Arnold, 1999, ISBN-0340706104)
G. グリーン・J. モーガン著『言語分析の技法—統語論を学ぶ人のために』(東京大学出版会、2006、ISBN-4130820109)
言語科学を専門とする言語情報科学専攻修士課程1年生の学生は、この科目を必修とする。それ以外の学生の履修も歓迎する。
教科書は絶版のため、入手方法は事前に掲示で知らせる。