東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

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言語態分析演習III (現代日本語文学の布置)

  • 科目コード(修士): 31M200-1030S
  • 科目コード(博士): 31D200-1030S
  • 開講学期: S1S2
  • 曜限: 木曜3限 Thu 3rd
  • 教室: 駒場14号館 706号室
  • 単位数: 2
  • 担当教員: 村上 克尚

授業の目標・概要

この演習では、近年芥川賞候補となった作品を取り上げ、現代の日本語文学に関して、どのような布置を作成することが可能なのか、また芥川賞という装置は現在どのような力学のもとに作動しているのかという問題について、数年がかりで考えていきたいと思います。ただし、受講者の関心・希望に応じて、この計画は随時柔軟性をもって変更が可能なものとします。

授業のキーワード

  • Akutagawa Prize
  • 日本文学、現代文学、芥川賞
  • contemporary literature
  • Japanese literature
  • 演習形式

授業計画

第1回 イントロダクション
第2回 上田岳弘「ニムロッド」(2018下半期)
第3回 町屋良平「1R(ラウンド)1分34秒」(2018下半期)
第4回 鴻池留衣「ジャップ・ン・ロール・ヒーロー」(2018下半期)
第5回 高山羽根子「居た場所」(2018下半期)
第6回 古市憲寿「平成くん、さようなら」(2018下半期)
第7回 砂川文次「戦場のレビヤタン」(2018下半期)
第8回 高橋弘希「送り火」(2018上半期)
第9回 古谷田奈月「風下の朱」(2018上半期)
第10回 北条裕子「美しい顔」(2018上半期)
第11回 町屋良平「しき」(2018上半期)
第12回 松尾スズキ「もう「はい」としか言えない」(2018上半期)
第13回 まとめ

授業の方法

演習形式で行ないます。

成績評価方法

授業参加、ならびに期末レポートで評価します。

教科書

テキストの入手方法については、初回授業で指示します。

参考書

授業内で指示します。

履修上の注意

授業の進め方についてのガイダンス、話し合いがありますから、初回の授業には必ず参加するようにしてください。