東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
ドイツ語学あるいは現代ドイツ語を含む対象言語学に関する論文を読んで議論する。
対象は統語論(およびその隣接分野)を中心としたいが、具体的な題材については参加者との相談で決めたい。
論文で用いられている言語はドイツ語でも英語でもよい(日本語でもよいが、選択肢の幅が相対的にかなり少なくなると思われる)。
なお、必要があると思われる場合には、始めにドイツ語学概論的な導入をすることもあり得る。
開講時に相談の上、考えたい。
扱う論文を決めて、担当者がまとめて報告し、皆で議論する。
積極的な授業参加、発表、期末レポートなどによって評価する。
特に指定しない。
吉田光演他 (2001)『現代ドイツ言語学入門』 大修館書店、
乙政潤 (2001)『入門ドイツ語学研究』大学書林、
西本美彦&河崎靖 (2013)『ドイツ語学を学ぶ人のための言語学講義』 現代書館、
岡本順二&吉田光演編(2013)『ドイツ語の文法論』ひつじ書房、など
川島淳夫他(編)(1994) 『ドイツ言語学辞典』紀伊國屋書店、
原⼝庄輔他(編)(2016)『チョムスキー理論辞典:増強版』研究社、 など
どのような現象に興味があるかを(遅くとも初めの数回の授業のうちに)分かるようにしておいてほしい;それに基づいて、担当してもらう論文を相談の上決めたい。