東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

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テクスト分析演習III(11)

  • 科目コード: 08C161011
  • 開講学期: A1A2
  • 曜限: 水曜4限 Wed 4th
  • 教室: 駒場8号館 8-208
  • 単位数: 2
  • 担当教員: 山田 広昭

授業の目標・概要

授業のキーワード

  • テクスト分析演習III
  • Text Analysis III

授業計画

最初に、フランス語の作詩法(versification)のもっとも基礎になる部分を学習したのち、実際にヴァレリーの詩を何篇か読みながら、その知識を深めていくことをめざす。
ヴァレリーは、実際には無関係であるはずの言葉の音と意味とのあいだにあたかも密接な連関があるかのような錯覚を与えることを詩の機能であるとみなした。この意図が詩篇のどのような部分に現れているかを検討したい。

授業の方法

講義と演習とを組み合わせておこなう。受講者はあらかじめ次回に扱う詩篇を読み、自分なりに分析した上で出席することが求められる。

成績評価方法

授業時の発表(50パーセント)と学期末のレポート(50パーセント)

教科書

参考書

Jean Mazaleyrat, Éléments de métrique française, Armand Colin, 2004.
Michèle Aquien, La versification appliquée aux textes, 3e édtion, 2010.

履修上の注意

フランス語の初級文法の学習を終えていること。