東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
19世紀末から20世紀初頭の「開化思想」をはじめとする近代朝鮮の政治思想を、日本のそれとの関係性・比較の観点から考察する。今年度のSセメスターは申采浩を中心に扱う予定である。
1.朝鮮近代の政治思想と日本の関係について、基本的な研究文献を読む。
2.重要な史料を講読し、内容について議論する。
演習の方法による。毎回発表者を決め、発表と討論を行う。
授業での発表と期末のレポートによる。
授業開始時に指定する。
月脚達彦『朝鮮開化思想とナショナリズム』東京大学出版会、2009年
現代韓国朝鮮語の読解力を要する。