東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1

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日本語解析II (中世文字論・音韻論書研究)

  • 科目コード(修士): 31M200-0060S
  • 科目コード(博士): 31D200-0060S
  • 開講学期: S1S2
  • 曜限: 金曜4限 Fri 4th
  • 教室: 駒場14号館 14-605
  • 単位数: 2
  • 担当教員: 矢田 勉

授業の目標・概要

中世日本で著述された文字論・音韻論に関する著述を精読する。それらを通じて、国学以前の日本人の音韻観・文字観について洞察する。

授業のキーワード

  • 中世・文字論・音韻論
  • Japanese Medieval Ages
  •  Phonology
  •  Writing system
  • 音韻論

授業計画

主として以下の書目などを中心に扱う。
・『以呂波之口伝書』(天正頃)
・『以呂波見聞書』(応永頃カ)
・『倭片仮字反切義解』(伝耕雲明魏) 最終的には、『倭片仮字反切義解』の資料としての再評価に及びたい。

授業の方法

演習形式ないし講読方式を基本とするが、受講者数、受講者の顔ぶれを見て、具体的な進め方を決める。

成績評価方法

平常点および期末レポートによる。

教科書

プリントを配布する。

参考書

授業中に紹介する。

履修上の注意

予備知識が不足していると思われる受講者にも可能な限り対応する。