東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

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テクスト文化論基礎(シュルレアリスム研究)

  • 科目コード: 08C1602
  • 開講学期: S1, S2
  • 曜限: 水(Wed)3 [13:00-14:45]
  • 教室: 8号館 8-208
  • 単位数: 2.0
  • 担当教員: 星埜 守之

授業の目標・概要

1920年代にパリで誕生したシュルレアリスム運動は、文学、美術、政治、思想といった領域を横断する20世紀最大の精神の冒険ということができる。また、1920年代後半以降、日本でもこの運動に呼応するように、「超現実派」と総称される芸術家・詩人たちが活動した。今学期はパリのシュルレアリスム運動の流れを概観したうえで、日本の「超現実派」のテクスト(たとえば瀧口修造の詩など)を読む。扱うテクストは、受講者との相談のうえで決めたい。

授業のキーワード

  • シュルレアリスム
  • パリ
  • 精神分析
  • 超現実派

授業計画

最初の5回程度で1930年代までのシュルレアリスム運動の展開を概観したうえで、日本の「超現実派」のテクストを読む。

授業の方法

概論ののちに、受講者による発表と討論を中心に運営する。

成績評価方法

授業での発表、レポートなどで総合的に評価する。

教科書

プリントで配布する。

参考書

授業中に適宜指示する。アンドレ・ブルトン『シュルレアリスム宣言 溶ける魚』(岩波文庫)をあらかじめ読んでおくことが望ましい。

履修上の注意