東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
言語学を専門とする学生のための「はじめの一歩」の言語学入門として、中心となる6分野(音声学、音韻論、形態論、統語論、意味論、語用論)のうちの形態論と統語論を扱う。(他の4分野はS1タームに開講される「音の体系」「意味の体系」で扱う。)
基礎知識をきちんと獲得すると同時に、さまざまな言語現象のおもしろさ・不思議さに目を開くこと、そして言語分析を行う手順と議論の立て方を身につけることを目指す。
1.言語学とは
2.形態素とは
3.語の内部構造
4.語形成規則
5.文の階層構造
6.主要部と補部
7.依存関係
講義形式と演習形式をとりまぜて行う。
積極的な授業参加、適宜課す課題、定期試験などによって総合的に評価する。
V. Fromkin, R. Rodman and N. Hyams (2010) An Introduction to Language, 9th ed.
センゲージラーニング
(注:10版が出版されているが9版を用いる。生協で購入すること。)
『チョムスキー理論辞典』原口庄輔(編)研究社、1992年、など。