東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

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言語情報科学特別講義III(韓国朝鮮語文法研究)

  • 科目コード(修士): 31M200-1532A
  • 科目コード(博士): 31D200-1532A
  • 開講学期: A1, A2
  • 曜限: 水(Wed)5 [16:50-18:35]
  • 教室: 本郷・赤門総合研究棟 723室
  • 単位数: 2.0
  • 担当教員: 福井 玲

授業の目標・概要

中世から近代にかけての韓国語研究の資料の中から,日記などの比較的口語的な資料を選んで講読し,当時の文法のさまざまな側面について,公に刊行された文語的資料と対比させながら考察する。

授業のキーワード

  • 中世韓国語 近代韓国語 日記

授業計画

当初は,17世紀初頭の宮中の出来事が記された『癸丑日記』(西宮日記とも呼ばれる)をテキストとして,同時期の他の資料と対比しながら解読し,その頃の言語の文法的特徴を明らかにしていく。

授業の方法

講義と参加者諸君の発表による。対照させる過去の言語資料については,コーパスを活用する。資料はプリントとして配布する。

成績評価方法

平常点とレポートによる。

教科書

 

参考書

白斗鉉(2015)『ハングル文献学』ソウル:太学社
安秉禧他(1990)『中世国語文法論』ソウル:学研社

履修上の注意

現代韓国語の初級を修得していること。