東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
サイード以後のいわゆるポストコロニアル批評の系譜を、〈被抑圧者〉の表象(「オリエント」「黒人」「女性」「被植民者」「移民」「ムスリム」・・・)という問題に焦点を当てながらたどることで、現代の社会におけるその射程について検証する。サイード、バーバ、スピヴァク、レイ・チョウ、ギルロイのテクストを主に取り上げる予定。
1.イントロダクション 2.サイード1 3.サイード2 4.バーバ1 5.バーバ2 6.バーバ3 7.スピヴァク1 8.スピヴァク2 9.スピヴァク3 10.レイ・チョウ1 11.レイ・チョウ2 12.レイ・チョウ3 13.ギルロイ1 14.ギルロイ2 15.まとめ
演習形式で進める。初回時に担当者を決め、テクスト(邦訳を用いる)を要約したうえで、問題提起をおこなってもらう。
平常点(発表、授業への貢献度)と期末レポートで評価する。
コピーを用意する。
授業内で指示する。