東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

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批評理論文献講読Ⅰ(7)(〈被抑圧者〉の表象――ポストコロニアル批評再考)

  • 科目コード: 08C16177
  • 開講学期: A1, A2
  • 曜限: 火(Tue)4 [14:55-16:40]
  • 教室: 8号館 8-208
  • 単位数: 2.0
  • 担当教員: 竹峰 義和

授業の目標・概要

サイード以後のいわゆるポストコロニアル批評の系譜を、〈被抑圧者〉の表象(「オリエント」「黒人」「女性」「被植民者」「移民」「ムスリム」・・・)という問題に焦点を当てながらたどることで、現代の社会におけるその射程について検証する。サイード、バーバ、スピヴァク、レイ・チョウ、ギルロイのテクストを主に取り上げる予定。

授業のキーワード

  • 批評理論 植民地 表象 ポストコロニアル批評 オリエンタリズム 

授業計画

1.イントロダクション 2.サイード1 3.サイード2 4.バーバ1 5.バーバ2 6.バーバ3 7.スピヴァク1 8.スピヴァク2 9.スピヴァク3 10.レイ・チョウ1 11.レイ・チョウ2 12.レイ・チョウ3 13.ギルロイ1 14.ギルロイ2 15.まとめ

授業の方法

演習形式で進める。初回時に担当者を決め、テクスト(邦訳を用いる)を要約したうえで、問題提起をおこなってもらう。

成績評価方法

平常点(発表、授業への貢献度)と期末レポートで評価する。

教科書

コピーを用意する。

参考書

授業内で指示する。

履修上の注意