東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
夏学期に引き続いて,中世韓国語における代表的な口語資料となる「順天金氏諺簡」を講読するとともに,これ以外の重要な諺簡資料についても概観する。
「順天金氏諺簡」について,夏学期に扱った部分の残りのうち,重要なものを読み進めていく。それが終了し次第,他の重要な諺簡についても紹介と講読を行っていく。
講義と参加者諸君の発表による。対照させる過去の言語資料については,コーパスを活用する。資料はプリントとして配布する。
平常点とレポートによる。
趙恒範(1998)『註解 順天金氏墓出土簡札』ソウル:太学社
安秉禧他(1990)『中世国語文法論』ソウル:学研社
現代韓国語の初級を修得していること。