東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

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言語情報科学特別講義III(Linguistic vs. non-Linguistic Knowledge: Challenges for Lexical, Compositional and Experimental Semantics)

  • 科目コード(修士): 31M200-1530S
  • 科目コード(博士): 31D200-1530S
  • 開講学期: S1, S2
  • 曜限: 集中(Int)
  • 教室:
  • 単位数: 2.0
  • 担当教員: マイエンボルン,クラウディア

授業の目標・概要

[以下、すべて仮登録。記載事項の変更に適宜注意すること。]
この集中講義(5/25-6/10を予定)では、語彙意味論とタイムラインに関する心理言語学の最新の成果を講義する。月曜および水曜を計画中(変更あり)。

授業のキーワード

  • 語彙意味論
  • タイムライン

授業計画

様々な意味論概念を扱いながら、狭義の言語知識が世界知識とどのように相互作用し、増幅されていくかという問いについて考えていく。意味強制、意味増幅の手段としてこれまで提案されてきたものには、Jackendoffの概念意味論, Pustejovskyの生成語彙論, Bierwisch et al.の二段階意味論, AsherのType Composition Logicなどがある。言語現象としては、副詞、状態受動、移動動詞、因果修飾句などを用いながら、本ゼミでは、柔軟な解釈理解をどのように意味の構成原理と融合させるかという問いに取り組む。不特定性と意味強制を理論的、経験的(実験的)に区別する方向で議論を進めることになろう。

授業の方法

講義を中心にするが、議論、発表なども含む。授業は英語(と参加者全員の合意に基づいて、ときにドイツ語)で行われる。

成績評価方法

授業の積極的参加とレポート提出。

教科書

 

参考書

 

履修上の注意

集中講義開始前にコースパケットの配布などが考えられる。授業登録をした参加希望者は、考えているレポートの題名を添えて森までメールで連絡すること。