東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
応用言語学や英語教育の分野で議論の的になっている様々な物事のなかから毎回一つの話題に焦点を当て、それに関連した複数の(しばしば対立する)視点からの議論に触れることで、批判的読解力の向上を図りつつ、新たな応用言語学や英語教育の可能性を模索する。
「理論の意義」「研究と実践」「効用と高揚」「方法論と/のイデオロギー」といった主題について、イギリスの応用言語学専門誌_Applied Linguistics_や英語教育専門誌_ELT Journal_のなかから毎回2、3本の論考を指定し、それに対する発表者の問題提起を足掛かりに、出席者全員で議論を行う。
演習形式で行う。発表担当者はもちろんのこと、出席者全員が指定文献を熟読してきていることを前提に進行する。
発表(40%)、小論文課題(50%)、授業時の議論への貢献度(10%)を評価する。
課題文献を毎回指定するので、各自で入手すること(入手方法は初回授業時に説明する)。