東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
文学作品について学術論文を書く方法を学びます。そのために、まず文学作品を実際に読み、その後でそれについて書かれた批評(論文)を読みます。
1.イントロダクション
2.シェークスピア『マクベス』
3.柄谷行人「マクベス論」(『意味という病』)
4.ブロンテ『嵐が丘』
5.J. ヒリス・ミラー『小説と反復』
6.J. ヒリス・ミラー『小説と反復』
7.ヘンリー・ジェームズ「ねじの回転」
8.ショシャナ・フェルマン『狂気と文学的事象』
9.ジョナサン・カラー『文学理論』
10.ジョナサン・カラー『文学理論』
11.メルヴィル『ビリー・バッド』
12.バーバラ・ジョンソン「メルヴィルの拳」
13.イヴ・K・セジウィック『クローゼットの認識論』
履修者による発表と討論を中心とした演習形式。課題図書を読んでくることが授業に出席することの前提となる。
授業におけるパフォーマンス、発表、期末レポートを総合的に評価する。
授業開始時に指示する。