東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
西欧における古典的な翻訳論、近年の翻訳学の成果、日本における翻訳研究などの基本的文献を読むことで、翻訳について議論するための基本的な概念、全体的な見通しを学ぶことを目標とする。また、西欧の翻訳議論は日本の文脈にどのような形で応用できるのか、という問題について考えていきたい。
この授業には二本の柱がある。a)基本的な文献を読み理解すること、b)そこで主張されていることが、どのような形で実際の翻訳(作品)の分析に応用できるかを検証すること、である。
a)基本的な文献の内容についてのレポート、b) 翻訳作品の分析についてのレポートを受講者が担当し、それについて議論するという形で進める。
発表、ディスカッションなど授業への貢献度と、最終レポートによる。
なし。
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