東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

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言語態理論I(「精神分析批評」、再び。)

  • 科目コード(修士): 31M200-0910S
  • 科目コード(博士): 31D200-0910S
  • 開講学期: S1, S2
  • 曜限: 火(Tue)5 [16:50-18:35]
  • 教室: 8号館 8-322
  • 単位数: 2.0
  • 担当教員: 山田 広昭

授業の目標・概要

言語態基礎論として何度かとりあげた「精神分析批評」の方法論的意義を、いくつかの実践例とともに再度考察する。目標となるのは、テクストと無意識との相関関係に焦点化した精神分析批評を、トラウマや性的欲望を中心とする狭義の無意識のみならず、歴史や政治を含み込むような広義の無意識のレベルで考察し、分析する方法として、実例をもとに捉え直すことである。

授業のキーワード

  • 精神分析批評 政治的無意識 徴候的読解

授業計画

精神分析批評の歴史を駆け足で概観した後、授業の目標で記したように、対象を政治的、歴史的「無意識」の読み取りに広げた著作(フレドリック・ジェイムソン、アルチュセール、カール・シュミットなど)を順にとりあげて検討する。

授業の方法

講義と受講者による発表とを組み合わせて行う。

成績評価方法

発表、討論など授業への参加と期末レポートとを合わせて評価する。

教科書

 

参考書

 

履修上の注意