東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1

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日本語解析I(日本語文法史論)

  • 科目コード(修士): 31M200-0050A
  • 科目コード(博士): 31D200-0050A
  • 開講学期: A1, A2
  • 曜限: 金(Fri)2 [10:25-12:10]
  • 教室: 8号館 8-416
  • 単位数: 2.0
  • 担当教員: 野村 剛史

授業の目標・概要

種々の文献によって、文法史を中心に、その文献から日本語史のどのような事柄が分かるか講義する。
古代の「万葉集」「源氏物語」から中世・近世の文献を経て、近代の「当世書生気質」や「坊っちゃん」に及ぶ。
資料の紹介や性格ということよりも、その資料によって何が史的に明らめられるかを、一連のストーリーとして示す予定である。

授業のキーワード


授業計画

主に次の文献を扱う。
「万葉集」、「源氏物語」、「八代集」、「今昔物語集」(他の説話集)、「平家物語」、「毛詩抄」、「キリシタン資料」、「狂言集」、「国字解」類、「心学道話」類、「歌舞伎台本」、「浮世風呂」、「安愚楽鍋」、「開化集」、「当世書生気質」、「浮雲」、「坊っちゃん」などなど。

授業の方法

講義による。

成績評価方法

レポートによる。

教科書

プリントを配布する。

参考書

『話し言葉の日本史』(野村剛史)吉川弘文館
『日本語スタンダードの歴史』(野村剛史)岩波書店

履修上の注意