東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
夏目漱石は小説を書き始めた頃から、東京帝国大学で講義した『文学論』を一冊の本にするためにまとめ始めた。『文学論』の論理構造と、漱石初期小説(『倫敦塔』、『吾輩は猫である』など)の物語構造や文体との相関関係を探究する。
講義方式
学期末レポートで評価する。
『文学論』岩波文庫(上・下2冊)
上 ISBN978-4-00-360014-6
下 ISBN978-4-00-360015-3