心理言語学とは、言語運用にかかわる人間の認知のしくみのあり方、過程を探る分野です。言語に関する知識というものがあるとして、それを人間がいかに獲得するのか、そしてそれをどのように使いこなす(理解および産出にかかわる「処理」)のか、ということについて考えたり、調べたりします。初学者を想定とした講義形式が中心のスタイルとなりますが、実際の研究にも触れながら議論を行う機会も設けたいと思います。
以下に挙げるようなキーワードに関わるトピックを紹介する予定です。
The study of language
First language acquisition
Second language acquisition
First language processing
Second language processing
Visual word processing
Spoken word processing
Speech perception and segmentation
Sentence processing (comprehension)
Sentence comprehension in context
Language production
授業では入門者向けテクストを用いますが、実際の研究論文も積極的にとりあげます。履修者に発表を課すこともあります。
授業にて課される課題(小レポート)および期末レポート
初回授業にて説明する。(書籍の購入は必須としない予定)
以下の学部授業を履修ずみの方は、この科目と内容が重複するため単位履修できません。聴講は自由です。
旧カリキュラム「言語解析論I」
2013年度夏開講「言語と人間Ⅰ」
学融合プログラム 「言語の認知科学III」