言語情報科学専攻

• 科目コード（修士）: 31M200-1516W
• 科目コード（博士）: 31D200-1516W
• 開講学期: 冬
• 曜限: 木(Thu)5
• 教室: 8号館 8-418
• 単位数: 2.0
• 担当教員: 佐藤　吉幸（佐藤　嘉幸）

授業の目標・概要

ジル・ドゥルーズの代表作の一つである『差異と反復』を読解し、ドゥルーズ哲学と構造主義／ポスト構造主義との関係性について考察する。とりわけ、ドゥルーズ単体の哲学とドゥルーズ＝ガタリ哲学との連続性と切断、という問題を念頭に置いて考察したい。

授業のキーワード

• フランス現代思想（ジル・ドゥルーズ）
• 構造主義
• ポスト構造主義

授業計画

１・２　序論　反復と差異
３・４　第一章　それ自身における差異
５・６　第二章　それ自身へ向かう反復
７・８　第三章　思考のイマージュ
９・１０　第四章　差異の理念的総合
１１・１２　第五章　感覚されうるものの非対称的総合
１３・１４　結論　差異と反復
１５　まとめと総合的考察

授業の方法

演習形式

成績評価方法

授業への参加態度と学期末のレポート課題によって総合的に評価する

教科書

ジル・ドゥルーズ『差異と反復』（上・下）、河出文庫、2007年。
Gilles Deleuze, Différence et répétition, PUF, 1968.
----, Difference and Repetition, Columbia University Press, 1995.

参考書