Michel Foucaultの Les Mots et les Choses (1966)をフランス語原典で読み、ITメディア上でannotationsを加えたり、参照テクストとリンクを張ったり、鍵概念を抽出して知識共有ネットワーク上で可視化するなど、IT技術を使って「原書講読」を刷新することをめざす「ハイパーレクチャー」の企て。
開講時に提示する。
本講義は、二つの作業からなる。
一つは、フランス語原典をしっかりと読む作業。
もう一つは、デジタル基盤で原典を読み、アノテートし、読み取られた知識をIT技術を使って可視化し、知識ネットワーク上に表現するデジタル人文学の実践の作業。
知識共有ツールをつかって概念ネットワークを作成してプレゼンを行うことを最終成果物として提出することで成績が評価される。詳細については開講時に説明する。
Michel Foucault, Les Mots et les Choses: Ed. Gallimard 1966
Ian Hacking, Historical Ontology. Harvard University Press New ed. 2004
上記の教科書を各自必ず入手しておくこと。初修フランス語を終え、フランス語の原書を読む基本的な力をもっていること。
パソコンをひととおり使いこなせること。使用するソフトウェア等については授業の中で説明する。
水曜5限6限の隔週講義 開講日は、4/9. 4/23, 5/7, 5/21, 6/4, 6/18, 7/2