東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

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言語態理論II(ロラン・バルト再読)

  • 科目コード(修士):31M200-0920S
  • 科目コード(博士):31D200-0920S
  • 開講学期: 夏
  • 曜限:金曜4限
  • 教室:8号館 8-322
  • 単位数: 2.0
  • 担当教員: 山田 広昭

授業の目標・概要

フランス新批評の古典(撞着語法?)を読み直し、その現在における可能性を再考するという狙いのもとで、一昨年度と昨年度はジュネットとリシャールを取り上げたが、今年度はロラン・バルトに焦点をあてる。バルトの批評的営為は多岐にわたり、また時期的な変遷も大きいが、まずバルトの批評家としての出発点を示す著作『エクリチュールの零度』(1953)を検討することから始める。

授業のキーワード

  • ロラン・バルト
  • Roland Barthes
  • Le degré zéro de de l'écri ture

授業計画

バルトの著作の概略を一瞥した後、『零度のエクリチュール』の精読を受講者の輪番による発表を通じて行う。受講者は必ず第一回目の授業に出席すること。

授業の方法

講義と演習を組み合わせながら進める。

成績評価方法

授業中の発表と期末レポート