東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
「多言語主義」「多言語状況」については議論されて久しいが、その意味内包は対象とする地域や時代によって大きく異なっている。その多様性と現代的意義について、論文講読を通じて考察する。
第1回の授業でオリエンテーションを行い、第2回で全体の見通しについて講義を行う。文献講読は第3回から行う。
講義題目に関して毎回指定したテキストを履修者全員が事前に読んでくることを求める。授業では、事前に指定した担当者が内容のまとめと疑問点を発表したあと、討論する。
平常点
ルイ=ジャン・カルヴェ『言語戦争と言語政策』(三元社、2010年、305ページ)を予定しているが、最終的には履修者の顔ぶれを見て判断する。
開講時及び授業中に指示する。