東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

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個別言語構造論特殊演習(4)(中国語の特質をとらえ、中国語の能力を高めよう)

  • 科目コード:08C15154
  • 開講学期: 冬
  • 曜限:水曜2限
  • 教室:8号館317
  • 単位数: 2.0
  • 担当教員: 楊 凱栄

授業の目標・概要

本講義は沈家煊の『语法六讲』を読みます。本書の各章で取り上げられている中国語文法の特質を考えることを通して、中国語という言語の基本をしっかり身につけ、中国語についての理解を深めると同時に中国語の応用能力の向上を目指します。

授業のキーワード

  • 中国語
  • 文法
  • 特質
  • 応用能力

授業計画

本講義は沈家煊の『语法六讲』の中から中国語の文法の特徴とかかわる章を選んで読みます。学生が事前に与えられた段落を読んで、理解し、それを日本語に訳します。本書で取り上げられている問題について、その主張の妥当性、分析方法、データなどを議論します。取り上げる内容によっては日本語との対照も行います。

授業の方法

学生が事前に与えられた内容を毎回一人担当し、その文章を読んで日本語に訳します。ほかの学生がその内容(訳が正しいかどうかをも含めて)についてコメントや自らの意見を発表することが求められます。

成績評価方法

平常点(授業への参加状況など)、レポート

教科書

沈家煊『语法六讲』商务印书馆  2011年 

参考書

朱徳熙 『語法講義』  商務印書館     1982年
呂叔湘主編『現代漢語八百詞』(増訂本)商務印書館  2008年  
劉月華等著『実用現代漢語語法』(増訂版)商務印書館 2001年

履修上の注意

辞書を使って、中国語が読めること。事前に予習しておくこと。