言語情報科学専攻

• 科目コード:08C1503
• 開講学期: 冬
• 曜限:月曜2限
• 教室:8号館113
• 単位数: 2.0
• 担当教員: 田中　伸一

授業の目標・概要

　音声学・音韻論・形態論を中心に，科学としての言語研究への導入を行う。（統語論・意味論・語用論は冬学期に「基礎言語科学 II」として開講される。）言語分析に必要な道具立ての基礎を学ぶと同時に，具体的な分析例を通して基本的な分析・議論構築の技術を身につける。

授業のキーワード

• 言語科学
• 音声学
• 音韻論
• 形態論

授業計画

１．導入
２．音声の概要
３．音声の変異・変化
４．音韻構造
５．言語音の心理学：獲得と処理
６．語の概要
７．語構造
８．語の意味
９．語の心理学（１）：獲得と喪失
１０．語の心理学（２）：処理
１１．語の変異・変化
１２．総括
１３．試験

授業の方法

テキストの内容に関する講義と，具体的な言語現象の分析についての演習とをとりまぜて行う。関連論文に関する演習（紹介発表）も含む。

成績評価方法

課題及びレポートによる。

教科書

書名: Linguistics: An introduction, 2nd ed.
出版社: Cambridge University Press
著者: A. Radford, et al.
ISBN: 9780521614788

履修上の注意

教科書は生協にて購入可。初回にIntroduction (pp. 1-22)を読むので，開講前に購入し，予習して出席すること。