東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

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批評理論文献講読Ⅱ(ラカン「<盗まれた手紙>についてのセミネール」を読む)

  • 科目コード: 08C1618
  • 開講学期: 冬
  • 曜限: 水曜5限
  • 教室: 8号館205
  • 単位数: 2.0
  • 担当教員: 山田 広昭

授業の目標・概要

「<盗まれた手紙>についてのセミネール」はジャック・ラカンの代表的著作『エクリ』の冒頭に置かれ、いわばラカン理論のマニフェスト的性格を有しているテクストである。そのためにラカンにとりくむ多くの論者がこれを論じてきたが、そのなかにはジャック・デリダやバーバラ・ジョンソンといった著名な哲学者、批評家が含まれる。そうした文脈を考慮に入れつつも、まずはラカンのテクストそのものを精読し、ポーの短編との突き合わせも行ないつつ、正確に理解することを目指す。

授業のキーワード

  • Jacques Lacan
  • Seminaire sur la lettre volee

授業の方法

毎回の担当者を決めての演習形式を基本とする。

成績評価方法

授業内の発表と学期末のレポートを合わせて評価する。