東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
エドワード・サイードは植民地主義と文化の関係を深く考えた、いわゆるポストコロニアリズム批評の代表者です。彼はまた、パレスチナ問題に深くコミットする、行動する知識人でもありました。1994年に出版された『知識人の表象』は現代世界における知識人の位置、役割について深く省察した本です。この本を精読することを通じて、ポストコロニアリズム、知識人とは何か、等の問題について理解を深めましょう。
基本的にテキストを精読します。参加者はどこを当てられても訳して、自分の意見が言えるように準備しておく必要があります
授業の参加度、および期末試験(あるいはレポート)
Representations of the Intellectual (Vintage 1996)をあらかじめ購入しておくこと。
授業中に指示する。