東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
この講義では、1)言語の対照分析の基礎としての類型論の基本概念を身につけること、および2)談話機能の観点から、「われわれが発する談話(=会話、語りなど実際の言語使用)の特徴は、言語の構造にどのような形で現れているのか?」を考察すること、の2つを目標とする。
1)導入、2)節の基本構造、3)〜4)語彙カテゴリー、5)話題性&情報構造、 6)〜7)名詞句の構造と分布、8)〜9)構成要素順序、10)会話文脈の操作、 11)疑問文の類型、12)〜13)従属節、14)情報構造と「島の制約」、15)まとめ
講義と文献購読を中心とするが、同時に実際の会話データにもとづいた分析・討論も適宜行う。
定期試験(約50%)、および数回の小課題(約50%)で総合評価する。
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