東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
一般的に「言語学」と呼ばれているのは、どのような分野なのか。形態論・統語論(言語の構造)、意味論、音声学・音韻論、語用論など言語学を構成する各分野において、さまざまな言語のデータに触れながら、その見方、分析の進め方、仮説と論証の構築の仕方など、言語分析の実際を経験する。各分野の手法を通して、一見混沌としたデータから見えてくる言語の不思議、分析のおもしろさを実感してほしい
講義形式で導入を行った後、実際に言語データの分析を体験する。
毎週の言語分析の演習と、分析結果の提出
東京大学言語情報科学専攻編『言語科学の世界へ:ことばの不思議を体験する45題』(東京大学出版会、2011、ISBN 978-4-13-083055-3)