星埜 守之 / Hoshino Moriyuki (教授)
専門分野
- 20世紀フランス文学(とくにシュルレアリスムとその周辺)
- フランス語圏文学(とくにカリブ海地域の文学)
業績
著書
- 『シュルレアリスムの射程―言語・無意識・複数性』(鈴木雅雄編、せりか書房、1998年)、「ゲームの共同体―“Jeu surréaliste” について」を分担執筆
- 『文化解体の想像力—シュルレアリスムと人類学思考の近代』(鈴木雅雄・真島一郎編、人文書院、2000)、「『野蛮の品々』と『オブジェ』の三〇年代を巡って」を分担執筆
- La Modernité française dans l'Asie littéraire (Sous la direction de Haruhisa Kato, Presses universitaires de la France, 2004) « Surréalisme au Japon : rupture et continuité » を分担執筆
- 『写真との対話―How to talk to photography』(近藤耕人・管啓次郎編、国書刊行会、2005年)、「パンテオン広場17番地『偉人ホテル』―シュルレアリスムと写真についての覚書」を分担執筆
- 『〈前衛〉とは何か? 〈後衛〉とは何か?―文学史の虚構と近代性の時間』(塚本昌則、鈴木雅雄編、平凡社、2010年)、「カリブ海とシュルレアリスム―エメ・セゼールと『トロピック』を巡って」を分担執筆
- 『ジャン=ピエール・デュプレー―黒い太陽』(水声社、2010年)
論文
- 「非=今日的な詩人の肖像―コクトーと第二次大戦」(『現代詩手帖』、2000年2月号)
- 「予言、エス、神話―アンドレ・ブルトンと戦争」(『現代詩手帖』、2001年4月号)
- 「テルケル/シュルレアリスム―ある前衛を巡って」(『水声通信』、2007年9/10合併号)
翻訳
- ジャクリーヌ・シェニウー=ジャンドロン『シュルレアリスム』(鈴木雅雄と共訳、人文書院、1997年)
- パトリック・シャモワゾー『テキサコ』(平凡社、1997年)
- アンドレ・ブルトン『魔術的芸術』(巌谷國士監訳、巌谷國士らと共訳、河出書房新社、1997年)
- アンドレイ・マキーヌ『フランスの遺言書』(水声社、2000年)
- ジェイムズ・クリフォード『文化の窮状』(太田好信らと共訳、人文書院、2003年)
- エリー・フォール『形態の精神I』(国書刊行会、2003年)
- ジェイムズ・クリフォード『人類学の周縁から―対談集』(人文書院、2004年)
- ジュリア・クリステヴァ『斬首の光景』(塚本昌則と共訳、みすず書房、2005年)
- エリー・フォール『形態の精神II』(国書刊行会、2006年)
- エリー・フォール『中世美術』(小池寿子と共訳、国書刊行会、2010年)
国際シンポジウム
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その他の業績
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受賞
- シャモワゾー『テキサコ』(平凡社)の翻訳により、第15回渋沢クローデル賞フランス大使館・エールフランス特別賞(毎日新聞社、1998年)
- マキーヌ『フランスの遺言書』(水声社)の翻訳により、第8回日仏翻訳文学賞(小西財団、2001年)