日本語学習者における読む前の活動の効果

博士課程  柴崎 秀子
【発表要旨】
最近の読解の授業では読む前にスキーマを活性化させるための活動をしてから、テキストを読むという授業が行われている。しかし、実際に私たちが日常何かを読むときは、誰かがスキーマ活性化のためのタスクを与えてくれるわけではないのだから、そのような活動が本当に有効であるのかどうか疑問である。そこで、実験群は読む前にスキーマ活性化のための活動を行い、統制群は何も活動を行わずに、同じテキストを11回読み、読解テストを比較した。
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第二言語読解と知識についての研究

博士課程  柴崎 秀子
【発表要旨】
第二言語読解研究における未解決の議論の中から、語彙と背景知識の問題について取り上げた。読み手の理解の質と深さから、理解をいくつかのカテゴリーに分類し、議論を進めたい。
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日本語学習者にとって和製英語はどのような語彙か

OG・長岡技術科学大学  柴崎 秀子
【発表要旨】
玉岡賀津雄先生(広島大学)との共同研究で,投稿中の2つの論文(柴崎・玉岡・高取)(玉岡・林・池・柴崎)を紹介します。和製英語は新種のカタカナ語彙であり,日本語の中で最近とみに増加する傾向にあります。和製英語には賛否両論があり,英語教育での議論が活発ですが,日本語教育の中での議論はまだ見られません。和製英語は英語母語話者にとって,母語が外国語になったという特殊な性質を持つものですが,英語圏の日本語学習者にとって,和製英語の習得や意味推測は,他の日本語の語彙と異なるのでしょうか。この点について,アメリカと韓国での調査結果を発表します。
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