東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
この授業では、Terry Eagleton, The Event of Literature (2012)をたたき台にして、文学の理論についてイントロダクションを行います。この本(邦訳は『文学という出来事』、平凡社、2018)は文学とは何かという問題を正面から扱っており、読むと難解に感じる人が多いと思いますが、固有名詞の洪水などを気にすることなく、自分なりに受け留め、応答してもらえればよいと思います。もちろん、文学理論の歴史などについての必要な情報はこちらからも提供します。文学とは何かを考察しつつ、合わせて文学理論を概観するのが授業の目標となります。
テクストを少しずつ読みますが、あくまでもたたき台であり、受講者の関心に応じて途中で別の文献を読むことも予定しています。
毎回発表者を決めて発表してもらい、それに基づいて議論します。
授業への参加度と期末レポート。
授業中に指定する。
授業中に指定する。
毎回予習して、議論に参加する準備を欠かさないこと。