東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
近年、朝鮮植民地期の性格を把握する視角が多様化しているが、本授業では、文化、政治、社会に関する近年の研究動向を確認し、他領域にわたる研究文献や史料に実際に当たることによって、研究の意義について確認し、議論していきたい。
初回に、イントロダクションのほか、研究史、論点について説明したあと、次回以降、文献講読(受講者の要約と発表、全員での討論)を進めていく。
受講者各自の分担による文献の要約と発表を主体とし、かつ受講者全員でその内容について討論する。
発表・討論への参加度などを総合的に判断する。
初回の授業で案内する。
朝鮮史研究会編『朝鮮史研究入門』名古屋大学出版会、2011
初回の授業で、講読文献や講読分担について決定するので、履修ないし聴講希望者は初回の授業に必ず出席すること。初回に出席しない者は原則として受講を認めない。 なお、履修・聴講とを問わず、文献講読の分担等において扱いが変わることはない。