東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1

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国際コミュニケーション演習I (アドルノのショート・エッセイを読む)

  • 科目コード(修士): 31M200-0710S
  • 科目コード(博士): 31D200-0710S
  • 開講学期: S1S2
  • 曜限: 金曜3限 Fri 3rd
  • 教室: 駒場8号館 3階・8-323室
  • 単位数: 2
  • 担当教員: 竹峰 義和

授業の目標・概要

ドイツの思想家テオドール・W・アドルノは、哲学や音楽、社会学、文学等、幅広い分野で著作活動を展開したことで知られるが、そのかたわらでエッセイ的な文章も数多く執筆している。この授業では、アドルノのエッセイのうち、全集版の「雑録」に収録されている短いテクストをドイツ語原文で精読することを通じて、エッセイストとしてのアドルノの仕事について考察する。

授業のキーワード

  • アドルノ エッセイ
  • Adorno essay
  • 担当者
  • ドイツ語
  • 社会学

授業計画

Adorno, "Notiz über Namen" (1930), "Wiener Memorial" (1930), "Worte ohne Lieder" (1931), "An Stelle eines Tagebuches" (1932), "Karlsbader Souvenirs" (1932), "Im Flug erhascht" (1954)などを扱う。

授業の方法

演習形式で進める。毎回担当者が事前に作成した訳文をつうじてテクストの内容を確認したうえで、それをもとに議論する。

成績評価方法

授業への貢献度で評価する。

教科書

初回にプリントを配布する。

参考書

授業内で指示する。

履修上の注意

ドイツ語の知識があること。