東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1

TEL: 03-5454-6376

FAX: 03-5454-4329

メディア文化論[言語態・テクスト文化論コース] (写真論を読む)

  • 科目コード: 08C1606
  • 開講学期: A1A2
  • 曜限: 水曜2限 Wed 2nd
  • 教室: 駒場8号館 8-208
  • 単位数: 2
  • 担当教員: 竹峰 義和

授業の目標・概要

「写真」というテクノロジー・メディアについては、1830年代から現在にいたるまで、さまざまなかたちで論じられてきた。この授業では、とりわけ20世紀に書かれた代表的な写真論を邦訳で講読し、議論していくなかで、写真をめぐる理論的考察の歴史とその射程について検証する。ベンヤミン、クラカウアー、ロラン・バルト、ソンタグ、ブルデュー、フルッサー、ロザリンド・クラウスを取り上げる予定。

授業のキーワード

  • 写真、テクノロジー、メディア
  • photography
  • technology
  • media
  • 演習形式

授業計画

1.イントロダクション
2.ベンヤミン「写真小史」1
3.ベンヤミン「写真小史」2
4.クラカウアー「写真」1
5.クラカウアー「写真」2
6.ロラン・バルト『明るい部屋』
7.ソンタグ『写真論」1
8.ソンタグ『写真論』2
9.ブルデュー『写真論』1
10.ブルデュー『写真論』2
11. フルッサー『写真の哲学のために』
12.クラウス「写真とシミュラークルについての覚書」1
13.クラウス「写真とシミュラークルについての覚書」2

授業の方法

演習形式で進める。

成績評価方法

平常点と期末レポートで評価する。

教科書

コピーを配布する。

参考書

授業内で指示する。

履修上の注意

特になし。