東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
近年「普遍的価値」の評判は頗る悪い。「正義」や「人権」と言ってみたところでうさんくさい目で見られるだけだし、より実践的にも、人権のような「普遍的」な理念にもとづく(たとえば国連による)活動が、さまざまな「ローカル」な事情によって失敗に陥ることはすでに見慣れた光景である。 この授業では、このような現状に対して異議を唱えようとする論者のテクストを読む。ゆえに、授業の方向性としては普遍的理念の「(俗流)脱構築」を目指すものではないし、どちらかといえば再構築さえも視野に入れるものではある。しかし、ディスカッションの場としては全ての声に開かれたものとなる。 【初回(4/11)の授業に必ず参加すること。やむを得ず欠席する場合は連絡すること】
詳細は授業開始時に配布するが、主に
マーサ
・ヌスバウム『国を愛するということ』の諸論文
デヴィッド
・ハーヴェイ『コスモポリタニズム』
を読む。
発表とディスカッションによる演習形式。
授業内でのパフォーマンス、発表、期末レポートを総合的に評価する。 欠席4回で期末レポートを書く権利を喪失する。
マーサ
・ヌスバウム『国を愛するということ』
デヴィッド
・ハーヴェイ『コスモポリタニズム』
授業内で指示する。
初回(4/11)の授業に必ず参加すること。やむを得ず欠席する場合は連絡すること 欠席4回で期末レポートを書く権利を喪失する。