この授業ではイギリス・ロマン主義の重要なテクストを素材にして、ロマン主義時代およびヴィクトリア朝における主体と社会の関係性を、言語の面から追求します。 自我、意思、情念といったものが近代の主体をどう構成していると言えるのか、またその政治性、社会性はどう構築されていると言えるのか。それをワーズワスやコウルリッジからはじめ、重要な作品群のなかから考えていきます。
ロマン主義と主体の関係性を、イギリス・ロマン主義の代表的な作品を読解しながら考えていきます。 おもに扱う作品は以下のものです。 William Wordsworth, The Prelude, 'TIntern Abbey' Samuel Taylor Coleridge, Biographer Literaria, 'Frost at Midnight', John Keats, 'To Nightingale', 'To Autumn' P. B. Shelley, 'Ode to the West Wind', 'Epipsychidion', Byron, Don Juan, Mary Shelley, Frankenstein, Helen Maria Williams, Sonnets, Letters from France J. S. Mill, Autobiography
上述のテクストを読解し、議論しながら、ロマン主義における主体、社会、言語の関係性を解きほぐしていきます。 履修生は、テクストを読解し、分担しながら発表を行なっていきます。
出席60%、発表20%、レポート20%
開講時に示します。
開講時に示します。
使用テクストは英語になります。