東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
1920年代にパリで誕生したシュルレアリスム運動は、文学、美術、政治、思想といった領域を横断する20世紀最大の精神の冒険ということができる。昨年度Sセメスターではシュルレアリスム運動の主唱者であるアンドレ・ブルトンの『通底器』(1932)の読解・分析をおこなった。今学期はSセメスターに続いてブルトンの『秘法17』(1947)を精読する予定。
最初の1~2回程度で1940年代までのシュルレアリスム運動の展開を概観したうえで、フランス語のテクストを講読する。
概論ののちに、受講者による発表と討論を中心に運営する。
授業での発表、レポートなどで総合的に評価する。
プリントで配布する。
授業中に適宜指示する。
やや難解なテクストなので、授業中に辞書等を用いる場面も想定される。辞書を持参することが望ましい。