東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1

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言語態分析演習II (詩的言語について:詩の批評の可能性を探る)

  • 科目コード(修士): 31M200-1020S
  • 科目コード(博士): 31D200-1020S
  • 開講学期: S1S2
  • 曜限: 水曜4限 Wed 4th
  • 教室: 駒場8号館 8-205
  • 単位数: 2
  • 担当教員: エリス 俊子

授業の目標・概要

昨年度に引きつづき、萩原朔太郎のテクストを中心に、詩的言語の生成について、批評理論を参照しながらテクストを読む。初期の作から後期のものまで、『月に吠える』『青猫』「青猫以後」『氷島』から、広範囲のテクストを扱う予定。とり上げる作品によって、関連する別の詩人のテクストを読む機会もつくりたい。

授業のキーワード

  • 近代詩
  • 詩的言語
  • テクスト分析
  • 批評
  • 萩原朔太郎

授業計画

参加者が確定してから具体的な計画を立てる。
・詩的言語について
・批評理論と詩的言語
・萩原朔太郎と口語自由詩の成立
・『月に吠える』『青猫』「青猫以後」、『氷島』
・テーマ批評
・精神分析批評
・カルチュラルスタディーズ
・ポストコロニアリズム
・フェミニズム批評 など

授業の方法

授業参加者がそれぞれの関心に引きつけて、詩のテクストの分析を行う。発表を受けて、自由に意見を交わし、テクストのさまざまな読みの可能性を探る。

成績評価方法

授業参加とレポート

教科書

岩波文庫、三好達治編『萩原朔太郎詩集』を用意しておくこと。

参考書

適宜指示する。

履修上の注意

授業参加度を重視するが、予備知識は必要ない。