東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

Language and Information Sciences, University of Tokyo

東京大学大学院総合文化研究科

言語情報科学専攻

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国際コミュニケーション実験実習I (中国語文法研究ー日本語との対照を通じて)

  • 科目コード(修士): 31M200-0741S
  • 科目コード(博士): 31D200-0741S
  • 開講学期: S1S2
  • 曜限: 水曜4限 Wed 4th
  • 教室: 駒場8号館 8-320
  • 単位数: 2
  • 担当教員: 楊 凱栄

授業の目標・概要

本講義では中国語の文法や構造を学習し、日本語との対照も視野に入れつつ、中国語の特徴を理解しようとするものである。また講義で取り上げられている文法事項を考えることを通して、中国語文法研究の基本をしっかり身につけると同時に、学生が自ら問題意識を養い、具体事例を取り上げ、言語理論を用いて分析できることを目指す。

授業のキーワード

  • 文法機能  対照研究  ヴォイス  全称詞
  • grammatical function contrastive study voice universal quantifier
  • 日本語
  • 中国語
  • 研究テーマ

授業計画

中国語や中日対照研究において重要な文法事項を取り上げ、その項目について研究の現状を紹介するとともに問題提起をし、如何に分析すれば問題解決につながるかを考えていく。 一回の授業で一つの文法項目を取り上げる。Sセメスターの授業を通して、多くの文法項目を取り上げ、明らかにすることができる。Aセメスターでは学生が各自の研究テーマについて発表し、学生の自ら問題意識と問題解決能力の向上を目指す。

授業の方法

Sセメスターでは教員が一回の授業で一つの文法項目を取り上げ、説明していく。Aセメスターでは主として学生が各自の研究テーマについて発表する。担当者が前もって自分の研究テーマについてのレジュメを配り、発表を行う。教員や参加の学生がコメントを行う。学期中は少なくとも一回は発表に当たる。

成績評価方法

平常点とレポート

教科書

プリント配布

参考書

朱德熙《语法讲义》商务印书馆

履修上の注意

中国語で論文を読むことが要求される