東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
1910年代のロシアは象徴主義のあと、その影響を受けながら、それを批判することによって、詩、小説、そして文学理論においてさまざまな新しい運動が展開された時代である。この授業では、主として文学・芸術論、中心にして、象徴主義以降のロシア・モダニズム文学はどのようなものだったかを考える。
最初の1,2回でロシア象徴主義、そしてその後の文学運動について概観したあと、主としてこの時代の文学・芸術理論や小説論を読んでいく。
主として文献の講読が中心となる。
平常点とレポート
プリントを配布する。
授業中に指示する。
テクストは授業中に指示するが、主としてロシア語文献を読んでいくので、ロシア語の知識は必須。