言語情報科学専攻

• 科目コード: 08C161304
• 開講学期: A1A2
• 曜限: 火曜2限 Tue 2nd
• 教室: 駒場8号館 8-206
• 単位数: 2
• 担当教員: 吉国　浩哉

授業の目標・概要

週一本のペースで、アメリカ文学の短編小説を読みます。読むのは、William Faulkner, Flannery O'Connor, Raymond Carver, J. D. Salingerといった20世紀の作家たちです。 授業の形式は、教員が詳細な作品解説をするような講義ではなく（最低限の情報提供は行いますが）、学生による発表とディスカッションを中心とします。しかし、そのことによって、「アメリカ文学とは何か」が理解できたり、その本質を把握できるようになる、ということでは全くなく、とりあえずは、文学作品を読むことに慣れることを目標とします。だから、専門的知識はとくに要求しません。 慣れてきたら、文学作品について自分の言葉で語ったり書いたりすることも学びます。 In this seminar, we will read short stories by American writers, such as William Faulkner, Flannery O'Connor, Raymond Carver, and J. D. Salinger. There will not be a specific topic to focus on when we read these stories, but instead we will learn how to enjoy reading literary texts. All the texts are written in English and students can write and present their papers in English (or Japanese), but the language for the in-class discussion will depend on the linguistic composition of participants. Requirements are one presentation, mid- and final term papers, and attendance.

授業のキーワード

• アメリカ文学
• American Literature
• 1 2
• 1 4
• 文化論

授業計画

毎週一作品のペースで読んでいきます。詳細なスケジュールは、初回に配布するシラバスに明記します。 １． Introduction
２． Sherwood Anderson
３． Bernard Malamud
４． Truman Capote
５． William Faulkner
６． William Faulkner 2
７． William Faulkner 3
８． William Faulkner 4
９． Jack London
１０．Flannery O'Connor
１１．Flannery O'Connor 2 １
２．Raymond Carver １
３．Raymond Carver 2 １
４．JD Salinger １
５．JD Salinger 2

授業の方法

毎回課題テクストを読んでくることが授業参加の前提です。その作品に関する発表の後、全員参加のかたちでディスカッションを行います。課題テクストに関する小レポートを求めることもあります。

成績評価方法

発表、小レポート、ディスカッション、中間レポート、期末レポートなどを総合的に評価する。欠席4回以上で期末レポートを提出する権利を失う。

教科書

適宜配布する。

参考書

履修上の注意

履修希望者は初回の授業（９月２６日）に必ず出席すること。やむを得ず欠席する場合は担当教員に連絡すること。